空き家のことなど

ボロ屋と高岡とボクらの青春

まちなかの不動産物件を巡るイベントへ

高岡のまち歩きイベントへ参加した。
取り上げられた物件は、壁のひび割れ、
建物の傾き、雨漏りなどのある物件。
う〜ん・・・ジャンク的な物件に苦笑い。
ボロ屋と過ごした青春時代を思い出した。

ボロ屋と高岡とボクらの青春・・・

実は自分が20歳くらいだった頃、
高岡市内のボロ屋を借りて一人暮らしをしていた。
ボロ屋をタダで使わせてもらって、友人らと改装したこともある。

腐った畳をOSB合板に置き換えてフローリング風にしたり、
天井を抜いたり、土壁を抜いたりという具合だ。
2003年頃だっただろうか。

近年のように建物のリノベーションが流行る時代ではなかったが、
高岡の某大学の学生の一部は、当時からそういうことをやっていたのだ(笑)

ボロ屋の改装は、時間がある者に許された道楽

結論は・・・ボロ屋はもうコリゴリと思った。
ああいう建物はとにかくお金が掛かってしまう。
面倒事も少なからずあった。

結局、関わったメンバーが卒業し、
自分を含めて就職や転勤、転職などで高岡を離れていくと、
ボロ屋は後輩に引き継がれることもなく、
いつのまにか解体されていった。今は大東建託のアパートが建っている。

人生経験にはなったけど、おトクなことは何もない。
言うなれば「時間がある者に許された道楽」だった。

ナメクジだらけの風呂になんて入れないし、
サッシのない建物は寒すぎて現代人は住めたもんじゃない。
また、窓の外が廃屋みたいな景色だと気が滅入るのだ。

地元の人はその辺の事情があるから、建物を放棄しているわけで、
もし県外からの移住者や若者の力を借りて、無価値なものをタダで活用しようっていう
考えがあるのだとすれば、それはちょっと違うよなぁと思う。

空き家は「活用」or「放置(撤去)」の見極めが肝心

手を掛けてもどうにもならなさそうな建物は、
関わるだけで生命力が削がれてしまうのだ。

思い入れのある建物かもしれないが、現実問題どうにもならないものもある。

古いモノには興味はあるのだけど
「なんでも保存すればいいワケじゃない!」が自分の考えだ。
だから無責任に「取り壊し反対」なんて主張しないことにしている(笑)