道の駅雨晴

道の駅雨晴のことなど

2018年4月25日、道の駅雨晴がオープン

建物は「ほぼ展望機能のみ」という印象。

船をモチーフにした横長の白い建物は総工費8億円。
道の駅を名乗っているので、それなりの規模をイメージするのだけど、
実際の建物は奥行きが無くコンパクト。

物販ゾーン、カフェゾーンはオマケ程度で、
床面積の大部分が展望施設という贅沢な仕様だ。

1階はベンチが並ぶ。そして立派な自転車駐輪場がある。
駐車場は以前より若干広くなった程度で当面は混雑しそうだ。

2階はデッキが広がり、カフェや物販店などがある。

3階もベンチがいくつも用意されている。
ここから望む富山湾はちょっとしたリゾート風。
天候に恵まれれば、とても気分爽快になれる景色だ。

この時は湾岸サイクリングが開催されていたので、
建物全体が観覧席のように賑わっていた。
これが一番有効な使われ方かもしれない(笑)

飾らないのが富山の良さ、だったが・・・

財政難の高岡市。しかし『道の駅雨晴』は財政再建プログラムが
決定する直前に着工され、ギリギリ完成した建物となる。

この場所に建っていた廃墟ホテルが取り壊され、
スッキリしたと思ったら、ポストモダンというか
高度成長期のようなガラスとコンクリートの白い建物が登場した。

しかし、雨晴海岸に降り立って後ろを振り返ったら、
コレが壁のように建っているという違和感。
これはなかなかの景観破壊ではないかな。

以前から、雨晴海岸の背後はコンクリート擁壁で覆われてるし、
海側も防波堤やコンクリートブロックだらけ。そしてこの建物が加わった。

例えば、海王丸パークのような一帯が近代的に整備された場所なら
このデザインで文句を言わないのだけど、源義経や芭蕉にゆかりのある
場所でこのデザインは歴史性の否定のような気がするのだ。
せめて氷見番屋街のように出来なかったのか?

どんな奇抜な建物よりも、自然の景観に勝るモノ無し

雨晴海岸は、氷見線の線路またいで
貝殻を拾いに行くような素朴な雰囲気が良かった。

自分が10代の頃なんて、海に浮かぶ女岩(めいわ)によじ登って、
記念写真を撮るくらいフリーダムだった。
21世紀の話しなのだけど、今やずいぶん遠い昔のような気がする。
素朴で飾らないのが富山の良さだったのだけど・・・。

しかし、帰り道に素晴らしいものを見た。

シバザクラが咲き乱れる氷見線・越中国分駅。
こういう景色があるから富山は捨てたもんじゃないね。