わびさびの美

高岡とわびさびの美

財政健全化プログラムを進めている高岡市

早速、新総合体育館は着工が凍結され、高岡市民会館の耐震工事は中止、
当面休館するという。・・・いよいよこういう時代になったのかと感慨深い。
街が貧しくなると、芸術文化やスポーツが真っ先に捨てられるようだ。

見直したい、質素と調和による美

そこで自分は「わびさびの美」を味方につけたいと思う。
“わびさび”とは、閑寂さのなかに奥深いものや豊かなものが、
おのずと感じられるものを言うらしい。
簡潔にいうと、質素と調和による美のことだ。

ところで、自転車業界はスポーツ自転車が売れなくなって、
いよいよヤバいらしいのだけど、それも調和の美という
感覚が製品に足りていなかったのが一因と考えている。

具体的には「日常生活との調和」「景観との調和」「人間との調和」だ。
単体ではどれも美しい自転車なんだけど、人間のライフスタイルや
周りの風景との調和が取れていなかった。
だからフィットネス用として一時期ブームになったものの、
自転車のある生活が身につかず、下火になったのだ。

財政難の高岡こそ、わびさびの美がカッコイイ

最近、子どもと出掛けるときに使っている
素朴な子供のせ自転車は、周りのウケがなかなかいいようで、
乗っていると、ご年配の女性からよく声を掛けられる。

そこには古いもの特有のノスタルジーな魅力もあるだろうけど、
人々が今の時代に欲している質素と調和による美=「わびさびの美」が
そこに感じられるからなのかもしれない。

財政難の高岡には、わびさびの美がよく似合う。
これがはい・ひる・すたいる(高岡のライフスタイル)の最先端なり。

(写真は高岡古城公園)